2005年12月17日

昨年の重賞回顧〜フェアリーS、CBC賞、阪神牝馬S〜

競馬メルマガ【勝ち組の勝利指針】発行者 勝ち組です。

本日は昨年の重賞回顧をお送りいたします。

出走メンバーは毎年変わっていますが、
コースの形態や予想のコンセプトなどは変わらないので、
昨年の予想および、重賞回顧を読むことによって
得られることは非常に大きいと、当方は強く痛感しております。

見事的中した予想ならば、そのコンセプトは
正しかった事になりますので今年も同様に狙っていけます。

不的中だった場合でも、重賞回顧で不的中の原因を探し出し、
昨年の反省を活かして、新たに予想に取り組むことが出来ます。


こうして、予想を繰り返し、レース回顧を繰り返すことによって
着実に「競馬力」をつけていけば、
読者様が自力で「勝ち組」になる事も、
そう遠くはないと思っています。

そのために、勝ち組の勝利指針を活用していただければ
発行者としましても、とても嬉しく思います。



┣中山11R フェアリーS 2歳OP牝馬  芝1200m 発走15:25

◎ 2.カシマフラワー
○ 6.マイネデセール
▲ 8.ペニーホイッスル
△ 3.フェリシア
△11.ツルマルオトメ

キャリアの浅い2歳牝馬の短距離重賞は出遅れが致命的になる場合もあり、信頼
度は高いレースとは言えないが、レース経験をたっぷり積んできているカシマフ
ラワーならばその心配も少ないと言えよう。函館2歳Sではアンブロワーズと好
勝負をしていたように、短距離戦ならばこの世代では上位で、大概が1勝馬のメ
ンバーならばこの馬を中心視して良い。相手は同じ舞台でナチュラルメイクを完
封しているマイネデセール。父がマイネルラヴなので1600mよりも1200
mの方が向く。阪神JFでの大敗組の巻き返しに期待だ。

デビュー戦のインパクトが強いペニーホイッスル。しかしキャリア1戦の休み明
けで一番人気はさすがに人気過剰。評価は単穴だが、馬券的には他で狙ってみた
いところだ。距離短縮で切れ味が増せばフェリシアの末脚が妙味十分。前走番手
の競馬でもしっかり結果を出したツルマルオトメも注意したい。キャントンガー
ルはダート向きの走りなので、高速決着が続く中山芝では割引が必要と見ている。

【馬連】◎からの流しと○−▲の組み合わせ
【三連複】上記馬のボックス
【馬単】推奨なし(購入するならば◎1着流し)
【三連単】(買うならば1着◎○▲2着◎○▲△△3着◎○▲△△(36点)

┣中山11R フェアリーS 2歳OP牝馬 芝1200m(Aコース)曇・良


前半3ハロンが33.2秒、11.9−10.4−10.9秒と10秒台が2回
も続くような速いペースは2歳牝馬には厳しい競馬でしたね。


前に行った組は4コーナーを向いたところで急激に失速。このあおりをモロに受
けてしまったのが、本命にしたカシマフラワーでした。「4コーナーまでは完璧
だったが、直線で前が窮屈になってしまった。今日は失敗しました。」(吉田騎
手)というように、まともならば1着が狙えると思える手応えだっただけに、残
念なレースでした。


しかしカシマフラワーの内をグランドエナジーが後ろから抜けてきたように、吉
田豊騎手の4コーナーでのコース取りに甘さがあったことも確かです。グランド
エナジーが通る場所を最初からキープするか、4コーナーで外に出すかをせずに
、馬群を割ろうとしてしまったのは2歳牝馬には厳しいレースを要求してしまっ
たように思います。最後は巻き返して3着に来たように、底力はこのメンバーで
も上だったと判断できます。距離はやはり短距離が良さそうですね。


勝ったフェリシアはレースの流れが一番向きました。3コーナーでは後方10番
手も前半34.3秒−後半34.2秒と前後のラップのバランスが取れた、セン
スの良い走りを見せてくれました。現時点では折り合い面もスムーズなのでマイ
ルくらいまでならば距離が伸びても対応できそうです。


新馬戦を快勝し、キャリア一戦で臨んできた一番人気ペニーホイッスルは、本当
にこれがキャリア一戦なのか?と思ってしまうほど、堂々とした競馬を見せまし
た。スタートから流れに乗り、勝負所で外から先団をまくっていくような形で押
し切りを狙いましたが、最後はフェリシアに一気に交わされてしまいました。


しかし外を回って伸びてきたのはこの馬だけですので、2着という着順以上に上
り目がありそうです。父サンデーサイレンスなので、距離が伸びても対応出来る
でしょう。来年の関東期待の牝馬となれるか、要注目ですね。


┣中京11R CBC賞   3歳上OP   芝1200m 発走15:35

◎16.アドマイヤマックス
○15.メイショウボーラー
▲12.プレシャスカフェ
△ 6.ドリームカムカム
△ 1.キーンランドスワン

前走逃げて二着に残ったギャラントアローだが、前走は最初の3ハロンが34.
1秒と非常にゆったりとした流れであったことが幸いしたと見ている。あの競馬
でも負けてしまったように、まだ本調子にはないと見て軽視する。

外枠に入ったメイショウボーラーが積極的に行く戦法を取るため、外から煽られ
る格好となる先行馬はかなり厳しい展開が予想される。展開は中団以降の差し馬
に向きそうだ。大外枠は不利だが、Cコース使用ならばコーナーもそれほど急で
はないと考え、左回り巧者のアドマイヤマックスを本命とした。前走ではマイル
CSで見所ある6着。坂路での動きも素晴らしく、ここでも大崩れはなさそう。
マイルCSで早め先頭で7着と踏ん張ったメイショウボーラーも当然勝ち負けが
期待できるスピード能力の持ち主。芝では底を見せていないプレシャスカフェも
「能力はG1級」と陣営の評価が高く、一発があればこの馬か。

以下連下に中京2戦2勝のドリームカムカム、体調は一息も地力のあるキーンラ
ンドスワンを取り上げる。シーイズトウショウはこの条件は向くも56キロの斤
量では好走歴がなく、ここでも善戦止まりか。

【馬連】◎からの流しと○−▲の組み合わせ
【三連複】上記馬のボックス
【馬単】推奨なし(購入するならば◎1着流し)
【三連単】(買うならば1着◎○▲2着◎○▲△△3着◎○▲△△(36点)

┣中京11R CBC賞   3歳上OP  芝1200m(Cコース)曇・良


今回はスピードで押し切ると宣言していたメイショウボーラーがスタートからダ
ッシュが付かず、予想外に流れが遅くなってしまいました。2歳牝馬戦のフェア
リーSが33.2秒だったのに対し、古馬のG2が33.9秒では明らかにゆっ
たりとした流れでしたね。


それでも粘れなかったギャラントアローは評価できませんね。まだ本調子にない
と考えて、予想説明文の冒頭から馬券対象から外すコメントを入れましたが、流
れがゆったりとした今回でも踏ん張りが聞かなかったようにまだまだ本調子では
ないようです。


ゆったりとした流れの競馬で、小回り中京という事を考えれば前残りは当たり前
で、ゴールデンロドリゴ、リミットレスビッドの実績の足りない組が上位に残る
のも仕方のない流れでした。レースとしては大外から差してきた4着メイショウ
ボーラー、5着アドマイヤマックスの方が上の内容なのですが、これが中京芝1
200mという舞台なのですから、仕方のない敗戦ですね。大外枠に入ったアド
マイヤマックスを敢えて本命にしたのですが、不利と分かっていた枠だけに、不
的中に終わったあとは、自分自身の予想をとても不甲斐なく感じたものでした。
改めて感じましたが、やはり枠順は大きなファクターですね。これは阪神牝馬S
でも感じたことでした。


勝ったプレシャスカフェは時計面での実績がなかったのですが、1分8秒台の決
着がこの馬に向きましたね。それでもアドマイヤマックス、メイショウボーラー
が伸びきれない中で11.2−11.5秒の速い上がりを差したレース内容は評
価できます。来年の高松宮記念に向けて、楽しみな馬が出てきました。芝では4
戦3勝2着一回と底を見せていない点も楽しみを増してくれますね。


┣阪神11R 阪神牝馬S  3歳上OP牝馬 芝1600m 発走15:40

◎16.ダイワエルシエーロ
○ 6.オースミコスモ
▲15.シャイニンルビー
△ 5.メイショウバトラー
△ 1.オースミハルカ
× 2.ヘヴンリーロマンス
× 3.ヤマカツリリー

阪神の大外枠は不利も承知でダイワエルシエーロに本命を打つ。今回は流れが速
くなりそうで、差し脚勝負となりそうだ。ダイワエルシエーロは福永騎手を背に
クリーンCを追い込んで勝っているように競馬センスは非常に高く、今回、スタ
ートをそろっと出せれば、ダイワエルシエーロは逃げなくとも中団以降で差しの
競馬も出来ると考えている。阪神のペース判断は長けている安藤勝己騎手のオー
スミコスモ、脚を貯めさせたときの伸びは素晴らしいシャイニンルビーの2頭を
相手本線にして、直線坂での逆転劇を狙う。

先行馬で粘り込みがあるとすればメイショウバトラーとオースミハルカの2頭。
この2頭が折り合ってしまうと行った行ったもありそうだが、マイルならばその
可能性も少ないと判断。連下までが妥当か。

ベヴンリーロマンスは前走優秀も追えない松永幹騎手なので、割引が必要。一度
叩かれて追い切りの動きが良くなったヤマカツリリーも一票投じてみたい馬だ。


【馬連】◎からの流しと○−▲の組み合わせ
【三連複】◎○からの流し(5点)+◎▲からの流し(4点)
     +○▲からの流し(4点)(計13点)
【馬単】推奨なし(購入するならば◎1着流し)
【三連単】(買うならば1着◎○▲2着◎○▲△△3着◎○▲△△××(60点)

┣阪神11R 阪神牝馬S  3歳上OP牝馬芝1600m(Bコース)曇・良


阪神マイル戦の大外枠が不利なのは承知でダイワエルシエーロを本命にしました
が、レースを見ると道中すべて馬群の外を振り回されながらも3着に粘ったよう
にこのメンバーでは能力上位は間違いないでしょう。


しかしながら実力が高い馬が必ず勝つわけではないのが競馬です。いくら強いレ
ースをしても、他に恵まれた馬がいれば、枠順、コースロスの不利が大きく結果
に響いてくることを改めて実感しました。


すべてにおいてうまくいったのが勝ったヘヴンリーロマンスでした。スタートか
ら馬群の最内をぴったりと進んでいましたが、4コーナーから直線を向いた時点
で、先行馬が外に進路を取ったために、ガラッと前が開いたのです。


この幸運は阪神JFのショウナンパントル、鳴尾記念のサクラセンチュリーに続
く、大ラッキーです。この阪神牝馬Sでも「なぜそこが空くのか!?」と思って
しまったほど、最内の一頭分がぽっかり空いてしまったのです。


大外を回らざるを得なかったダイワエルシエーロ、そして最内をぴったり回るだ
けでよかったヘヴンリーロマンス。この着差は枠順の差、コースロスの差がすべ
てでしょう。


それにしてもスローペースで距離ロスが一番少ない最内がガラッと空く競馬は海
外の一流騎手が揃ったレースでは考えられません。それだけ今の日本の騎手は意
識レベルが低いのでしょうね。(この阪神開催でこの言葉をなんど吐いたでしょ
うか・・・)


もったいないレースをしたのがオースミコスモの安藤勝己騎手でした。手応え抜
群の状態から、追い出されると弾けるような伸び脚。しかし通ったコースが悪く
、左右の馬に挟まれてしまい、大きな不利。まともならばこの馬が勝っていても
おかしくない競馬でした。


このレースは幸運だった人と不運だった人との差がはっきり結果に現れたレース
だったと思います。




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